低周波治療器といえば、整骨院・接骨院でかけてもらう電気治療のことですね。
筋肉痛や筋肉疲労の部位に対して行われる治療法です。肩こり・腰痛に対しても電気をかける接骨院もあります。
また、低周波治療器はダイエットや筋トレにも効果があると言われています。本当でしょうか?
この記事では、低周波治療器の仕組みから、実際に試したダイエット・筋トレ効果までご紹介します。
最近、低周波治療(電気治療)は、家庭用に手軽に利用できるようになりました。
そこで、家庭用低周波治療器の使い方、どの商品が失敗しないかも合わせてご紹介します。低周波治療器を正しく利用して、健康的に痩せましょう。
目次
低周波治療とは?仕組みと効果について
低周波治療(電気治療)とは一体なんでしょうか?整骨院や整形外科では、痛みを軽減するものとして利用されていますね。
そもそも、人間の体には常に電気が流れています。心臓からは心電流が、脳からは脳波など、神経や筋肉からも多くの電気が常に発生しているのです。
しかし、体内にある電気はいつも正常に流れているわけではありません。肩こり・腰痛、打撲、筋肉疲労など、体の不調により体の電気の流れが悪くなるのです。
そこで、体の外部から低周波電力を流し、筋肉や神経など損傷した体内の不調を修復させます。
電気によって筋肉の運動が繰り返されることで、血行が促進されます。電気治療が、痛みや筋肉痛に効果があると言われる理由です。
また、低周波治療器は、筋肉を動かすのでダイエット・筋トレ効果もあると言われています。その効果は、実際に試してみるのが一番です。
低周波治療器のダイエット効果!太もも・お腹も痩せました♡
もともとはマッサージの役割として利用された低周波治療器ですが、ダイエットや筋トレにも効果があると言われています。
低周波治療器をお腹や太ももに使うとわかりますが、筋肉が自然と振動します。クランチなど腹筋運動をしなくても、電気の力で筋肉を振動させられるのです。
低周波治療器で太ももが痩せた?
女性なら、足を細くするため、太もものダイエットに低周波治療器を利用したい方も多いでしょう。
わたしの彼女は、実際にオムロン製品をふくらはぎ・太ももに利用して痩せてきています。
血行が良くなると代謝がよくなります。急に激痩せするとは言いませんが、継続すれば健康的に痩せられるでしょう。
低周波治療器でお腹痩せ!お腹に使って腹筋が割れてきた
わたしもお腹に利用していますが、強めに電気を当てると腹筋が痛くなります。これは、腹筋運動が起きている証拠です。
腹筋を割るには、腹筋運動だけでなく食事制限も必要ですが、電気で筋肉を動かしているのでカロリーは自動的に消費されています。
「低周波治療器は痩せない!」と言われていますが、それは長く継続的に利用したひとが少ないからです。実際に腹筋が痛くなっているので、ダイエット・筋トレ効果はあります。
もちろん、腹筋運動も重ねると効果倍増です。腹筋も低周波治療器も両方して、たるんだお腹を引き締めましょう!
こちらの一番人気のオムロン低周波治療器がオススメです。耐久性・コスパともにダントツの低周波治療器です。
低周波治療器とEMSはどっちがダイエット効果ある?
よく比較される低周波治療器とEMSですが、どちらがダイエット効果が高いのでしょうか?
一般的に言われているのは、「低周波治療器は利用するだけで筋トレ効果がある」「EMS は運動と合わせると効果がある」です。
わたしの場合は、ダイエット・筋トレだけでなく、マッサージ効果も欲しいので低周波治療器を多く利用しています。
また、最近はEMS商品が多すぎてどれを買っていいかわかりませんね・・・。効果がありそうなものから、なさそうなものまでピンきりです。
ただ、使ったことがある方はわかると思いますが、シックスパッドは腹筋に絶大な効果があります。本気でお腹を痩せたい方は、あの有名なシックスパッドを利用しましょう。
低周波治療器もいいですが、世界最高峰のEMSのほうが腹筋に絶大な効果を感じられるでしょう。シックスパッドに勝る腹筋商品は未だに出ていません。
低周波治療の効果がある使い方 長時間の使いすぎに注意?
では、低周波治療器の「効果のある使い方」についてご紹介します。
低周波治療(電気治療)の効果を最大限に発揮できるよう、正しい使い方をマスターしてください。
また、使用すべき回数と、使いすぎについてもご説明します。
低周波治療(電気治療)効果のある使い方
低周波治療(電気治療)効果のある使い方は、
- 粘着パッドに水を吹きかける
- 痛みを感じない最大電力をかける
- 粘着パッドは左右両方つける
です。
粘着パッドに水をかける
あまり知られていませんが、粘着パッドに水をかけると、電気抵抗が少なくなり、より高い効果を期待できます。
皮膚の表面は、ほとんど電気を通しません。絶縁体に近く、電気に対して大きな抵抗が生まれてしまいます。
いくら強い電気を流しても、皮膚で電流のほとんどがブロックされてしまうのです。
そこで、粘着パッドに水を吹きかけてあげると、皮膚の電気抵抗を下げてくれます。
水をつけたところで、感電することもありません。電気抵抗が少なくなるので、逆に火傷の危険性を下げてくれます。
わたしは、除菌もかねてアルコールを粘着パッドにかけています。
痛みを感じない最大電力をかける
低周波治療(電気治療)で、どれくらいの強さに設定すればいいのでしょうか?
正解は、「痛みを感じない最大電力」で、電気をかけましょう。電力をいくら大きくしても、体には何の問題はありません。
「電気治療をかけて、筋肉がブルブル震えて怖い」と感じるかもしれませんが、わざと筋肉を震わせて血行改善をしているのです。
「痛みを感じない」と書いたのは、痛いと筋肉が緊張してしまうからです。
血行を促進させたいのに、患部の筋肉を緊張のために硬直させると逆効果になります。
低周波治療(電気治療)は、「痛みを感じない最大電力」で治療を行いましょう。
粘着パッドは左右両方つける
粘着パッドは、きちんと左右両方つけましょう。
低周波治療(電気治療)において、電気は2つのパッド間から流れています。片方だけパッドをつけても、効果がないのです。
例えば、右肩だけが痛いとします。しかし、片方のパッドを右肩だけにつけても効果はありません。
右肩だけが痛いなら、右肩に2枚ともつけてください。低周波治療のパッドが2枚あるのは、理由があったのです。
低周波治療(電気治療)の回数と時間 長時間の使いすぎに注意?
低周波治療(電気治療)は、1日に何回行うべきか、どれくらいの時間を使うべきでしょうか。
結論は、
- 何回使っても体には問題ない
- 何時間でも電気を流しても大丈夫
です。
整骨院や整形外科でも、オムロンの家庭用低周波治療器でも、10分で電気が止まるようになっています。
しかし、10分の利用が体にいいわけではありません。マッサージとしてちょうどいい時間だから、10分に設定しているだけです。
基本的に、低周波治療を使いすぎて体に悪いことはありません。「長時間の使いすぎに注意する」必要もありません。
ただ、低周波治療(電気治療)は皮膚を火傷させる危険性があります。粘着パッドに水を付けて、火傷対策をしましょう。
低周波治療(電気治療)を購入すると、1日に何回でも使いたくなりますよね。
気持ちはわかりますが、使いすぎたからすべてが良くなるわけではありません。節度を持って治療をしましょう。
低周波治療のマッサージ効果 血行促進で肩こり・腰痛に効き目あり
低周波治療器(電気治療)を行うことによって、ダイエットや筋トレ意外にもどのような効果があるのでしょか?
低周波治療器でコリをほぐす(血行改善)
姿勢が悪かったり同じ体勢が長時間続くと、筋肉が疲労し、血行が悪くなります。コリが生まれる原因です。
そこで、低周波治療を利用して体表から筋肉を運動させ、硬くなった筋肉の緊張を緩ませます。
利用してみた方はわかると思いますが、電気治療中は筋肉がビクビクと動きますよね。
筋肉が動いている症状は悪いものではなく、硬くなった筋肉を動かして血行を促進させているのです。
低周波治療にマッサージ機能があるのは、マッサージと同じ効果があるからです。筋肉を動かして、血行を促進させています。
コリ固まった部位を電気で動かすことによって、次第に血行が改善され、コリがほぐれるのです。
低周波治療器で痛みを和らげる
低周波治療器には、「痛み」を取る効果があります。
そもそも「痛み」は、脳で感じられるものです。不具合が起こった患部が「痛み」の信号を発し、神経を通じて脳に伝わります。
低周波は、患部から発された痛みの信号を、脳に伝わる手前で遮断することができます。
「筋肉を動かして血行が良くなるから痛みが取れる」だけではなく「直接、痛みの信号を電気で遮断する効果」があるのです。
低周波治療は、痛みを和らげる効果がありますが、肉離れや打ち身など、ケガをした直後は、逆効果となってしまいます。
血行が良くなると炎症( 腫れ)を促進させてしまうので、ケガ直後は冷寒シップや氷でアイシングしましょう。
低周波治療器(電気治療)の効果が期待できるのは、炎症( 腫れ)が治ったあとからです。
低周波治療器は筋肉痛・筋肉疲労に効果ある
低周波治療器(電気治療)は筋肉痛・筋肉疲労に効き目があります。
激しいスポーツの後や、長い距離を歩いたとき、長時間の立ち仕事でも、筋肉を使いすぎた後にはとても有効です。
歩きすぎたら、ふくらはぎや太もも(ハムストリングス)に、デスクワークをしすぎたら、肩や背中に電気をかけてみましょう。
翌朝には、疲労回復しているはずです。ビタミン剤を飲むより、ずっと効果があります。
実際に、わたしは激しいスポーツ(格闘技や水泳)をしているのですが、運動後に必ず低周波治療器を肩にかけています。
電気を流すか・流さないかで、次の日違いますよ。使いすぎた足・肩・腰には、低周波治療をかけてあげましょう。
低周波治療(電気治療)は打ち身・打撲に効果がある
低周波治療器は、打ち身や打撲にも効果があります。
体をぶつける(打ち身・打撲)と、脳からの信号が患部の筋肉・神経へ届かなくなります。
そこで、低周波を外部から送り、体内の電気信号を正常化させるのです。体が元のように動き始めます。
打ち身や打撲によりこわばって硬直した筋肉に電気をかけると、動きが良くなるのはこういう現象です。
低周波治療(電気治療)は冷え性・むくみに効果がある
低周波治療は、冷え性・むくみにも効果があります。
理由は単純で、低周波は血行を促進させる効果があるからです。
足のむくみには、ふくらはぎ(ヒラメ筋)や太ももに電気をかけましょう。
ふくらはぎは血流を全身に送り込む筋肉で、太ももは体の中で一番大きな筋肉なのです。冷え性対策としてオススメです。
低周波治療(電気治療)は慢性肩こり・腰痛に効き目があるのか?
低周波治療(電気治療)は、慢性的な腰痛や肩こりに効果があるのでしょうか?
実際に、マッサージや疲労回復グッズを購入されるほとんどの人が、肩こり・腰痛にお悩みです。
結論として、低周波治療は、慢性的な腰痛や肩こりに効果があります。しかし、根本的な原因の解決には至りません。
電気治療は、一時的にコリをほぐしてくれます。マッサージやカッピングと同様な効果が期待できます。
しかし、慢性的に首・肩、腰の痛みに悩まされているのであれば、日常生活の中に原因があるはずです。
肩こりが治らない方は、「巻き肩」が原因でしょう。肩が内側に巻いてしまって、猫背が治らないのです。
猫背である限り、必要以上に首と肩に重力がかかってしまいます。巻き肩予防はこちらの記事を参考にしてください。
また、慢性的な腰痛の方は、そのほとんどが「反り腰」を原因としています。
腰が反っているために、立っているときも、座っているときも、睡眠中にも、腰へと大きな負担がかかってしまいます。
慢性的な腰痛・座骨神経症でお悩みの方は、「反り腰」の可能性が高いです。反り腰予防はこちらの記事を参考にしてください。
慢性的な肩こり・腰痛は、マッサージや低周波治療器で一時的に痛みを取ることは可能です。
しかし、合わせてストレッチやヨガをすることが必要です。硬くなった体を伸ばさないと、慢性的な痛みには対処できません。
ストレッチをする前提で、電気治療も行ってください。ストレッチもヨガもめんどくさいですが、体を整えるには一番大事です。
肩こり・腰痛にお悩みであれば、こちらのヨガ動画を試してみましょう。あらゆる動画の中で、もっとも効果がありました。
正しくストレッチをする習慣を付けて、痛みのない健康な体を手に入れましょう。
自宅でセルフ低周波治療ができる 整骨院(接骨院)よりオムロン買おう
整骨院や接骨院でしかできなかった低周波治療(電気治療)が、自宅でセルフで利用できるようになりました。
オムロンから出ている低周波治療器です。
4000円ほどで利用できるので、自宅に一つ持っておきましょう。乾電池を交換するだけで、半永久的に使えます。
接骨院や整骨院に行っていた方はもう通う必要はありません。自宅で、好きなときに全く同じことができます。
肩こり・腰痛で接骨院(整骨院)に通うのであれば、きちんと手技(マッサージ)をしてくれる院に通いましょう。
接骨院(整骨院)の役割は、専門家に安くマッサージしてもらえることです。電気だけかける医者なんて、かかる必要ありません。
医療用も家庭用も効果は同じ
低周波治療器には、「医療用」と「家庭用」があります。接骨院(整骨院)で受ける医療用の方が効果が高いのでは?
実際に利用してみるとわかりますが、家庭用(オムロン)の低周波治療器は、病院で受けるものと変わらない強度があります。
整骨院で流れる電気も、オムロンから流れる電気も同じ電気です。なんの違いもありません。(接骨院の先生も、そう言ってました。)
Greetings! Very useful advice within this post! It is the little changes that produce the biggest changes. Thanks a lot for sharing!